MEOとは?マップ検索による集客
- georgenagao
- 2019年12月26日
- 読了時間: 4分
MEOとは?
MEOはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略称で、一般的に地図アプリ(主にGoogleマップ)で検索をかけられた際に表示される一覧で、上位表示を目指して行う一連の最適化施策を指す言葉として使われています。
検索結果に地図情報が表示されるローカルパック
Google検索のローカルパックの表示のしくみを解説します。 Googleマップでの検索のしくみもこれと大きく変わるものではありません。
検索キーワードが地域や場所に影響を受けるタイプのキーワード、「業種×地域名」「サービス内容×地域名」である場合、通常の検索結果画面(SERPs)の上部に地図情報とその近くの関連スポットのリストからなる「ローカルパック」が表示されます。 このような検索キーワードを「ローカルキーワード」と呼びます。
ローカルキーワード
例えば、「梅田+ラーメン」といった地域ワードと掛け合わせたものや、「歯科」「居酒屋」「美容室」「英会話」など、キーワード自体が地域との関連性が高い店舗・施設系の意味に該当するキーワードです。

MEO対策の重要性
店舗や事業所を持つ来店型ビジネスでは、お客を実店舗へ集客することがビジネスの最重要課題です。
地図検索を活用したMEO施策は、商圏内のターゲットユーザーにダイレクトに店舗を認知させることができ、集客拡大につながる非常に優秀な集客チャネルです。
MEOのメリット
有料な顧客の集客効果 マップ表示は通常のSEOの検索結果よりも上部に表示されることが多いため視認性が高く、リアルタイムで店舗情報を探している優良顧客の来店や電話での問い合わせ、予約などのアクションにつながり、集客の可能性が非常に高くなります。
店舗までの経路が表示される Googleマップの機能で、ユーザーの現在地と店舗までの経路が詳細に表示されるため、検索ユーザーをダイレクトに店舗来店へ結びつけやすくなります。
口コミの投稿により店舗の信頼性を獲得 地図検索の結果には、後述するGoogleマイビジネスの情報が表示され、ユーザーからの口コミ投稿やレビューを得ることで店舗の信頼性を獲得し、集客に繋げられます。
SEOに比べ競合性が低く対策しやすい SEO施策は競合性も高く上位にランキングさせるのは難しい場合がありますが、MEOであれば、SEOに比べ競合性も低く他社に先駆けて対応することで検索上位は狙いやすい状況であると言えるでしょう。
MEOデメリット
地域にターゲットを持たないビジネスは効果が得にくい MEOは特定の地域をターゲットとした店舗集客に結び付けるビジネスに向いています。そのため、店舗やターゲット地域を持たない業種、例えばネットショップのみのビジネス等はMEOの必要性はないでしょう。
ビジネスによって口コミ投稿を得るのが難しい 飲食店や施設運営の場合は利用者の口コミを得やすいが、業種によっては口コミが得にくいものがあります。また良い口コミばかりではなくネガティブ評価のレビューやクレームなど投稿される場合もあります。
このように、MEOはデメリットと言えるものは少なく、特定の地域をターゲットとしたローカルビジネスには大きなメリットをもたらします。
マップ検索で店舗や事業所を上位表示させるには
Google検索の結果画面の「ローカルパック」に自分の店舗・サイトを表示させるには、地図検索で上位3位以内にランクインさせる必要があります。
MEO対策の手順
Googleアカウントを取得(すでに利用している場合は必要ありません)
Googleマイビジネスの登録と認証(登録時に確認コードによる電話認証があります)
Googleマイビジネスのカテゴリや基本情報を設定し、情報を最適化
写真や説明文など情報の充実
口コミや評価レビューの充実
しくみと評価ポイントを理解する
MEOではGoogleマイビジネスの情報を最適化・充実させることがまず何よりも重要ですが、それだけでは大きく評価されるものではありません。MEOで評価されるポイントは、2つあります。
3要素
検索キーワードとの関連性
検索される場所からの距離
店舗や企業の知名度
NAP(Name、Address、Phone)の統一
Webサイトの表記とGoogleマイビジネスやその他自店舗を掲載している業種別店舗情報サイト(例:食べログなど)上の表記を統一する必要があります。
特にNAPと呼ばれる次の3つの要素を統一してください。
Name:店舗名(会社名)
Address:住所
Phone:電話番号
概要は以上となります。
【関連記事】
Comentarios